創作漫画:落星物語の時代設定を決めました!
こんにちは、間々です。
わたくし、ずーーーーーっと、一つの長編物語をいろんな視点や主人公で描いてるんですが、それを「落星物語」と名付けて、こねくり回している状態が8年くらい続いてる感じなんです。
元ネタはある夜に見た夢ですので、イメージだけはずっとあるのですが、どうにもこうにも、どの時代で、どのようにはじめて、どう表現すべきか答えが出なくて。
当初は、殷(中国の古代王朝)のように、「ようやく記録に残るか残らないかのような時代」を想像していましたし、途中では設定を変え、火薬を使うようになりますと、「火薬が発明されて製法を秘伝とされている国の、隣国」という設定になり、かなり時代を変えました。
でも、しっくりこなくて。
今回思い切って、日本が明治維新を迎え、大陸にも西欧列強の帝国主義による烈風が吹きすさぶくらいの時代をイメージして、設定してみました。
もちろん、ファンタジーですので、舞台は異世界ですし、登場する場所も国も、実際にはありません。でも、イメージしやすい方がいいでしょうし、ある程度の歴史の流れを持ち込むのもいいかなと思ったのです。
そして、作品の中で、近世〜近代日本と思しき島国の話をちらっと出したのですが、「衣装が古いので、読者がある程度時代を古めに想像しているだろう」ということに気づき、「多分読み進めた後の説明では、頭に入りにくい上に混乱をきたす」と考え、イントロ終了後の冒頭に、舞台の説明を2p取り入れました。
でも、逆にとっつきにくい感じがする可能性も否めない。難しいです^^;
こんな感じ。
1枚目の画像、右下のコマに描いた系図の150年余りの間に、王様いすぎじゃね? と思いますが、これを書きながら嫡流と傍流の争いがあったのを想像してました^^;
あと、皇后腹で、望まれて即位した王が若死にして、側室の子が即位したのかな、とか、皇后と側室との間の確執とか、なんかそんなこと考えながら描いてました。
最終的には第六代が不比王という王であり、物語に若干関わってくるのがそのあたりからなんです(設定でなので、「知るか」って話ですね、すみません)。
ちなみ、これが明治維新後、廃刀令ののち、海外に転売された日本刀というイメージを持ちながら、題材にしてみたシーン。
ーー志士たちが好んで使った刀があったとか、以前聞いたことがあったような、なかったような、おぼろげな話なんですが、今回はそれに着想を得た感じ。
この刀は、第7代目の王が、この直前の画像に出てくる男性に、褒美として与えた設定。なんで王様が、んなもん持ってるの、とも思ったけど、きっとコレクションの一つなんでしょう。
そして、この刀こそ、今回のストーリーにおいては、物語開始のきっかけとなるもの
なのです。・・・が、それはおいておきますね^^;
時代設定が済むと、もともと主人公による国取りというか、国崩しの物語でもあったので、「西欧列強の干渉」とか、「外国の武器商人との取引」とか、そういう革命めいた風味が効かせられるということに気づきました。
あと、金髪ボインのスパイとかもかけるかもねwwww(おい)
ただしこれ、本当になんども言いますが、私が夢に見たものがネタの、完全フィクションですので、史実通りにもいかないし、むしろ「歴史? なにそれ」のスタンスですから、なんかすんません。
あ、落星物語は主人公が、愛したひとを王から奪い返す(or奪い取る)話でもあります。
今描いてるネームについて、「全くその要素出せないぞ、どうしよう」と思っていたら、ヒロインが優しすぎて感情移入タイプだったことが功を奏し、王に輿入れることになりそうなので、なんだか「奪い返す理由」も出来上がった感じです。
ひとつ決まると、ピタピタピタっと決まってく感じを時折感じることがありますけど、今そんな感じです。
でも、ネームは混乱状況ですw 完全に迷走ですw
いちどしっかり話を理路整然とまでいかなくとも、理解しやすいように構成し直さないとなあ、と思っています。
今現在で28pかけたので、一旦筆を置いてみます。
以上、近況でしたー。
またお会いしましょう!