母に、「あんたの絵をうまいと思ったことはないよ」とはっきり言われた。
まあ、そうだよな、と思う。
そして、とあるドラマを見ながら、「才能ある人だって漫画家になれないんだから、あんたは無理だろう」とも。
怒りは特に湧かない。母がそういうふうな形で、「心配」をしてくれてるだけのこと。
でも、すごく重い。
はっきり言えば、「わたしはわたし」で、「人に言われて止められる趣味ならとっくにやめている」ということ。
夢は、わたしのもの。
傷つくのも、あきらめる決断をするのもわたし。
そんな気持ちで今日もまた、原稿に向かう。