キャラ造形が弱い私は、考える。
こんにちは! 佐藤史絃です。
しばらく更新をしてませんでしたが、生きてます。
落星物語について、いま描きなおそうと再度画策をしております。
落星物語については、マンガハックさんと、ホームページについてご覧いただけます。
↑ 年単位で放置してます…。
さて、お読みいただいた方にはもうお判りでしょうが、
キャラ造形がめっちゃ下手……!!
キャラの行動の理由付け、動機付けも下手……!!!!!
これね、長年考えてたんですけど、主人公が全然見えてこなくて。
で、考え方を変えることにしました。
「作品は、自分を癒すもの」
「主人公は、自分の理想であり、自分を救う存在」
って、よく聞きますけれど、それについて考えてみたんです。
わたしが癒されたい部分とは? 許せないこと、怒っていること、悲しいこと。
そうしたら、
「幼いころから、道を決められて、世界を狭められるような生き方をしている」
ってことに気づいたんです。
それで、「ああ、主人公もそういえばそうだなあ」って思って。
主人公は、父のかたき討ちをしようとしています。
でもそれは、彼自身が望んだことじゃなかったかも知れないんですね。
彼を育てた人や、周囲の人に、知らず知らずにそういう意識を埋め込まれていたかもしれない。
かれは、かたき討ちをするために、きっと身分を隠す必要があったから、人ともあまり接してこなかっただろう。
そう、彼の世界は、狭かったんです。
そして、じゃあなんでヒロインを好きになったのかも、考えました。
かたき討ちを自分の意思だと思っているけど、実は母の望んだことを、まんま被らされてしまっている主人公。その意識に疑問を持ち始めたとき出会ったのが、幼いころから王妃になると決められて育てられたお姫様。レールの上を歩かされ、他人の意のままに動く、いわば駒。それでも、誇り高いヒロイン。
主人公の変化
物語冒頭の夢:王を殺して仇を討つ
(まわりにそう言われて育ったから)=偽りの姿(例:女装)
↓
挫折 :それは本当に俺の望みだろうか? =偽りの姿を捨てる(男の姿に戻る)
↓
中盤 :自分が愛する女性と幸せに暮らしたい。
(そのためには、王から王妃を奪わねばならない。)=まだ自分本位の愛
↓
王を倒す:王妃が病気になる(=報い)
↓
病気の王妃に尽くし、彼女を敬う。
無条件に愛する。
↓
無条件の愛>>>王妃の病気が治る
↓
ハッピーエンド:主人公とヒロイン、理解しあう。
話の筋はこう。
で、あとはさまざま考えながら、事件や人物を突っ込んでいく、という流れです。
以上、キャラの造形や、話の中心のすえ方などを、私なりに模索したお話でした。
また書いていくので、ぜひよろしくお願いします♪